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![ダヴィドソニア・プルリエンス (ダビッドソンスモモ)](https://yamashina-botanical.com/GBkJ3u/2020sys/wp-content/uploads/2020/12/ダヴィドソニア・プルリエンス1.jpg)
ダウィドソニア・プルリエンスはオーストラリア大陸北東部(クインズランド州とニューサウスウェールズ州)の熱帯雨林に生息する高木です。詳しくは、以前に紹介しているので「植物こぼれ話・38」をご覧下さい。
ダウィドソニア・プルリエンスはその後、温室の屋根につかえるまでに生長したので、先端部を切り落とさざるを得ませんでした。2009年6月に切り落として、すぐに新しい枝を伸ばし始めましたが、その新梢の元から花序が4本伸びてきました。花序は円錐花序になります。蕾は葉と同様に鋭い毛に覆われています。1つの花は直径1cmくらいの大きさで、あまり目立ちません。花弁のように見えるのは萼片で、本来の花弁はありません。
さて、花が咲くと次には果実が楽しみになります。木が1本しかない時は、和合性などの問題でなかなか果実ができない場合もあります。運良く実った時にはまた、どこかでご紹介したいと思います。