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![バンバラマメ](https://yamashina-botanical.com/GBkJ3u/2020sys/wp-content/uploads/2020/12/バンバラマメ1.jpg)
バンバラマメはアフリカ大陸の北部から西部で栽培される小形のマメです。茎は短く地を這い、 3 つに分かれた葉が 15cm ほど立ち上がります。
バンバラマメの花は葉の根元につきます。直径 5mm くらいの小さな黄色の花です。野生ではアリが授粉を媒介しますが、栽培化される過程で自家受粉性となり、必ずしもアリの助けを必要としなくなりました。
バンバラマメの果実( 莢 )は直径 1cm くらいの球形で、ラッカセイ (Arachis hypogaea) のように地中に潜って成熟します。学名の「subterranea」は「地下の」という意味で、果実が地下にできることに由来します。ラッカセイと異なり、莢の中の豆はたいてい一粒で、タンパク質が豊富で食用とされ、若い莢はスープの具になります。