インド原産の一年草で東南アジアでは水田の雑草となっていますが、中国や日本では観賞用に栽培されます。日本へは江戸時代に観賞用植物として渡来しました。街路樹としてよく見かけるアオギリやチョコレートの原料として知られるカカオと同じ「アオギリ科」に分類されています。
茎は直立し、高さは40cm~150cm、葉は細長い三角形状で縁にきょ歯があります。夏から秋にかけて咲く花は、直径3cmの赤色です。原産地のインドには花色が白、黒や黄色の品種があるそうです。
東南アジアでは全草がお茶の代用として利用されました。また、インドでは果実や根を薬用にします。