キンギンソウは、西はインドから東は日本の小笠原諸島まで、北は日本の南西諸島から南はインドネシアと東ティモールからなる小スンダ列島まで、とアジアの広範囲に分布する多年草です。林床や林縁の渓流のわきなどに生えます。
草丈は30~80cm。やわらかくやや肉厚の葉を多数出します。先端から花茎を伸ばして小さく白い花を多数つけます。唇弁は始めは緑色で、だんだん黄色になります。白い花に黄色の花弁が混じることから金銀草と呼ばれます。
山野草の一種としての観賞用や、海外では庭園に栽植されることが多いですが、中国では薬用となります。『中薬大事典』によれば、本種の全株を「石風丹(石凤丹 shí fèng dān)」と呼びます。「風を去り湿を除く,血を養い筋を舒す」などの効能があり、半身不随を治す、リウマチによる麻痺を治すとされます。

























