よもやま話

寒波の朝

DAY:2021.01.08 | CAT:日常風景

お寒うございます。予報通り寒波の朝となりました。京都では-3~-4℃くらいになったようで、セミナーハウス前の池が数年ぶりに全面凍結しました。

池が凍っていても、ケープヒルムシロ(Aponogeton distachyos L.f.)は元気に咲いていました。温室の池に沈めておくより、よほど元気です。

ケープヒルムシロ

植物園の凍結と言えば、シモバシラ(Keiskea japonica Miq.)の茎にできる霜柱です。山科植物資料館にもバックヤードに鉢植えが一応あるのですが、寒さの割にたいした霜柱ではありませんでした。茎を切られているのと、鉢が乾いていて水分不足になっているためではないかと思います。代わりに、ヨウシュオキナグサ(Anemone pulsatilla L.)の葉柄で霜柱が出ているのを見つけました。過去にはブドウホオズキ(Physalis peruviana L. 食用ホオズキの仲間)にも霜柱が出ていたことがあり、寒さに耐えて見回りを続けると面白いものが見つかります。

シモバシラ

ヨウシュオキナグサ

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